設備・診療方法 プラセンタ療法

めまい、耳鳴など慢性疾患の治療や
アンチエイジング、体調不良の改善に有効です。

人間が誰でも持っている、自分で病気や怪我・トラブルを治そうとする力「恒常性維持機能」を強化してくれるのがプラセンタです。実際の医療現場でも使用されており、様々な疾患や体調不良・不定愁訴の治療に効果を発揮すると言われています。

プラセンタとは

日本語でいうと胎盤のことで、妊娠中に臨時につくられる臓器です。
へその緒を通し、プラセンタから細胞増殖因子や各種栄養などを送る事で、赤ちゃんは成長していきます。

point

プラセンタは1個の細胞(受精卵)をわずか10ヶ月で60兆個まで分裂させて人間を作り上げる事ができます。

プラセンタの特長

細胞活性

体内の様々な細胞分裂を促進します。細胞増殖因子や免疫力を向上させるインターロイキンを含んでいます。

コントロール

細胞再生をコントロールし不要な細胞は抑え、足りないものは補います。内分泌なども調整します。

栄養素

人間の体に必要なほぼ全ての栄養素(必須アミノ酸を含む10種類以上のアミノ酸、ビタミン、ミネラル、タンパク質など150種類以上)が入っていることが確認されています。

point

人間誰もが持っている、自分で病気やトラブルを治そうとする「恒常性維持機能」を強化するのがプラセンタの大きな役割です。プラセンタ療法とはプラセンタエキスを注射、内服によって体内に取り入れ、細胞の若返りを期待する治療法です。

プラセンタが良く効く
疾患

プラセンタは多くの病気の治療、病気の予防、美容、アンチエイジングに使われています。

内科
肝炎/頭痛/貧血/食欲不振/十二指腸潰瘍/高血圧など
整形外科
肩こり/神経痛/関節痛/腰痛など
婦人科
更年期障害/生理痛・不順/冷え性など
神経科
自律神経失調症/うつ病/不眠症など
皮膚科
アトピー性皮膚炎/肌荒れ/しみ/乾燥肌/脱毛症など
泌尿器科
夜尿症/性欲低下など
耳鼻咽喉科
めまい/耳鳴り/神経性難聴/メニエール病/アレルギー性鼻炎/嗅覚障害/味覚障害/口内炎/舌炎など

当院で行っている治療

プラセンタ製品には注射薬・健康食品・化粧品があります。注射薬はヒトの胎盤を原料にしており、健康食品と化粧品は主にブタやウマの胎盤を原料にしています。

  • プラセンタ注射 1アンプル 1,000円(税込)

    1回2アンプルの注射が効果的です。週1回(もしくは週2回2アンプル)で3ヶ月程度が目安となります。

  • プラセンタサプリメント 1箱(30日分)12,000円(税込)

    不定期にしか通院できない方におすすめ。注射と同じ効果を、というコンセプトで2カプセル=注射1アンプルにほぼ相当します。

よくある質問

プラセンタと注射とサプリメントはどう違うの?

注射はヒトの胎盤を原料に、サプリメントはブタやウマを主な原料にしています。注射は即効性がありますが、「痛い」「クリニックに通わないといけない」などがあります。サプリメントはゆっくりと吸収されますが痛くなく、手軽に摂取でき、自分で調整を行うことができます。

美容にも効果があるのはなぜ?

プラセンタには10の美容効果があると言われています。

  1. 細胞分裂促進作用
  2. 美白作用
  3. 免疫賦活作用
  4. 抗炎症作用
  5. 弾力回復作用
  6. 末梢血流促進作用
  7. 老化角質融解作用
  8. 肉芽形成促進作用
  9. 保湿作用
  10. 活性酸除去作用

上記作用が「お肌のトラブルの原因を取り除く」「トラブルになった肌を改善に導く」のです。

どのくらいの回数(間隔)で受ければいいのでしょうか?

1アンプルを週2回、上腕部に皮下注射を基本としていますが、1回2アンプルの注射が効果的です。2ヶ月を目安としていますが、効果が現れる症例は2~3ヶ月頃から改善してくることが多いです。

副作用はありませんか?

注射薬は50年以上前に厚生省認可を受けており今日まで使われてきました。注射部位の発赤など以外、これまで重篤な副作用もなく非常に安全性の高い薬剤です。

注射の注意点は?

当院では疾患によっては保険の適応があります。また「特定生物由来製品」のため注射同意書(治療内容、メリット、リスクの説明、献血不可など)に署名いただく必要があります。