のどの病気 咳喘息・気管支喘息

症状と原因

症状

咳喘息は1カ月以上、空咳(からぜき)が続き、ひどい場合は咳が1年以上続く場合もあります。しかしながら胸部レントゲン、CTなどの各種検査では特に異常が認められません。

夜中から明け方に激しい咳が出たり、寒暖の差や喫煙などの刺激で咳が出るのが特徴で、のどにイガイガ感を伴うこともあり、長話をした際に、のどが渇いたりかれたりもします。

咳発作が激しい場合は、胸痛や嘔吐を伴うこともあります。この咳喘息が続くと、気管支喘息に移行するケースもあります。

原因

風邪などの感染症、タバコの煙、気温や湿度の変化、ストレス、ハウスダストなどが発作の引き金になると考えられています。

また春、秋など特定の季節で症状が見られることもあり、アレルギーの影響も指摘されています。

当院での主な治療法

自然に治る場合もありますが再発をくり返すこともありますので、吸入ステロイド薬は、しばらく続けることをおすすめします。

また通院・お薬の服用に関して医師の指示に従ってください。喫煙により症状がひどくなる場合があるため、できるだけ控えるようにしましょう。

使用する主な機器

  • レントゲン

    副鼻腔や耳の病変部位や重症度を確認します。デジタルレントゲンですので撮影後すぐに画像が表示され、素早い正確な診断が可能です。

  • 血液検査

    血球計数器を使った血液検査では、細菌の有無が3分で分かります。さらに専用のキットにより、炎症の原因細菌を早期に特定します。